起業家ご用達！本の出版でビジネスを大きくする3つの方法

本の出版はビジネスにつながる

あなたの周りの起業家は、本を出版していませんか？本を出版する起業家は、たくさんいます。なぜなら、自分のビジネスに本の出版が活用できるからです。実例を交えながら、解説します。

出版がビジネスにつながるたった1つの理由

なぜ、本の出版はビジネスの成長につながるのかというと、本を「広告ツール」として使うからです。本というのは、自動営業ツールであり、集客を増やしてくれる広告ツールなのです。

想像してください。あなたの周りの人が、「本を出版した」と聞くと、「出版した人＝すごい人」と感じませんか？本を出版すると、「権威ある人」「専門家」として周りに認知されます。つまり、パーソナルブランディングが確立するのです。

ブランディングとは、信頼の証。ビジネスをしていく上で、信頼は欠かせません。世の中のビジネスのほとんどは、信頼関係で成立していると言っても過言ではありません。

つまり、本を出版すると、周りの人に「出版したよ！」と伝えることができます。あなたのブランドが伝わり、「専門家」としてブランディングが確立され、信頼を獲得し、ビジネスにつながるのです。

本を出版する起業家のほとんどは、出版は「本で稼ぐ」というよりも「自分のビジネスにつなげるツール」として考えています。

本の出版の効果

本の出版は、ブランディングのため、周りの人から信頼を獲得するメリットがあると解説しました。ここでは、「本を出版した後に起こる効果」をお伝えします。

本を出版すると、様々な反響があります。もっともわかりやすいのが、テレビ・新聞などのメディア取材です。本を出版したということで、取材が来ることも珍しくありません。特に、地元の小さな街の人は、取材を受けるチャンスが大きくなります。地元紙の新聞やケーブルテレビなどは、地元のホットな話題を探しているため、メディア関係の人があなたの噂を聞きつけて、取材を申し込まれる著者さんもいます。

また、今まで売れなかったあなたの高額商品が売れるチャンスでもあります。説明した通り、出版後に「専門家」として認知されているため、出版した分野において、周りの人に信頼感を与えます。よって、お客様は安心してあなたの商品を買ってくれるのです。

最後に、本を出版すると思わぬ出会いがあるかもしれません。小学校時代の先生との再会、疎遠になっていた仲の良かった友達など、意外な人があなたの本を読んでくれる可能性があります。なんと、出版した起業家の人で、出版後の反響が広がり、「生き別れた兄弟」と再会した人もいます！

本の出版をビジネスにつなげる方法

ただ本を出版すれば、ビジネスにつながるとは限りません。反響が広がるのは、社会情勢などの不確定要素も絡んできます。しかし、著者自身がやれることはたくさんあります。ここからは、具体的な出版をビジネスにつなげる方法を解説します。

情報発信する

大前提として、「本を出版しました！」と情報発信しなければ、認知してもらえません。今では、各種SNSで誰でも出版したことを伝えるツールがあります。あなたが使っているSNSで、しっかり出版したことを伝えましょう。

しかし、何の工夫も無しに「出版しました！買ってください！」だけでは、せっかくの出版の効果が少なくなります。効果的に情報発信し、本を買ってもらうには、以下の工夫をしましょう

人というのは、文章の情報よりも視覚的な情報の方が理解しやすい生き物。画像で「出版しました！」と伝える方が、インパクトがあり、見てくれる人の記憶に残るでしょう。

さらに、効果的なのは、動画で出版したことを伝える方法です。動画の方が、短い時間でたくさんの情報を届けることができます。あなたの人柄も伝えることができるため、信頼感が増し、ビジネスにつながる確率も上がるでしょう。

そして、必ず見て欲しい人に取って欲しい行動を伝えましょう。もし本を買って欲しければ、「出版しました！買ってください」と伝えます。SNSでシェアして欲しければ、「出版しました！シェアしてください」と投稿してください。アクションを促すことで、人は行動しやすくなります。

この3つを工夫することで、あなたの商品を買ってもらったり、ブランディングを広めたりすることができます。少し工夫するだけなので、意識してやってみましょう。

Amazonや本屋でランキング1位を獲得する

出版をビジネスにつなげるには、インパクトが重要です。ただ本を出版する自己満足の出版では、話題になりにくく、あなたの商品は売れません。あなたのブランド価値を広げるために効果的なのは、本屋の週間ランキングで1位を獲得したり、AmazonのKindleでランキング1位を獲得することです。

とはいえ、Amazonや本屋でランキング1位獲得するのは、想像できないですよね。もちろん、本屋でランキング1位を獲得するのは簡単ではありません。しかし、Amazonでは誰でも工夫次第でランキング1位を獲得できます。実は、短時間で買ってもらうようにうまくPRをすれば、ランキング1位は難しくありません。SNSなどを活用して、周りの人に買ってもらうように連絡するのが簡単に成果が出せるでしょう。

リスト取りに活用する

最後に紹介するのは、より具体的な方法です。ビジネスをしていく上で、顧客リストは欠かせません。リストの数が少ないと、新規顧客の集客に苦労することになりますし、リピーターが生まれにくくなります。その集客問題を解決してくれるのが、本でしょう。起業家がよく使うアイディアとして、本をリスト取りのために無料PDFをプレゼントして、メルマガ登録特典にします。そして、メールアドレスとしてリストを取るのです。

「でも、せっかく本を出版したのに、無料特典にしたら勿体ないのでは…？」と思う人もいるでしょう。しかし無料特典にしてでも、顧客リスト取りをした方がメリットがあります。長期的に見れば、ビジネスが小さい頃からコツコツと顧客リストを増やす方が売上は上がっていくでしょう。

顧客リストの重要性は、100年以上前からの常識です。江戸時代の商人たちは、火事が起きたとき、真っ先に持ち出すものは、自分たちの商品ではなく、「顧客台帳＝顧客リスト」だったそうです。それは現代でも同じことが言えます。集客の問題を解決したいと思ったら、出版を活用して、顧客リスト獲得を狙ってみましょう。

まとめ

本の出版は、あなたのビジネスを加速させてくれるツールになります。成功している起業家の多くが出版をするのは、「本で儲けよう」という考え方ではなく、「本を活用して儲けよう」という狙いがあるからです。

起業家たちは、出版したことを実績として情報発信し、リスト取りに使う人は珍しくありません。お客様から信頼を勝ち取り、売上を上げたいなら、本の出版を検討してみてはいかがでしょうか？