それは、起業して間もない起業家でも同じです!
この記事では、「起業家が本を出版すべき理由」をテーマに解説していきますね
・本を出版したい起業家
・ビジネスを加速させたい起業家
・ブランディング出版に興味がある人
もくじ
起業家は誰でも出版できる
今の時代、誰でも本が出版できます。AmazonのKindleを使って出版すれば、有名人でなくても、高額が出版費用が払えなくても、原稿が書けなくても、誰でも出版できます。
出版へのハードルが下がっている今こそ、起業家であれば、本を出版するべきです!
近い将来、1人1冊、本を出版する時代が来るかもしれません。
とはいえ、なぜ起業家にとって本の出版が効果的なのか分からない人も多いでしょう。イメージしてもらうために、メリットをご紹介します。
起業家が出版する3つのメリットとは?
起業家にとって本の出版というは、いくつかのメリットがあります。代表的なのは、以下の通りです。
・ブランディングできる
・強力な実績を作れる
・ビジネスの売上が上がる
なぜ起業家にとってこのようなメリットがあるのか想像できるでしょうか?わかりやすく説明していきますね。
ブランディングできる
本というのは、ただ情報を届けるツールではありません。あなたの想い・知識・ノウハウを伝えて、「あなた」というブランドの価値を高めてくれるツールです。起業家にとって、ブランディングとは、信頼の証。ビジネスをしていく上で、お客様や取引先との信頼関係は欠かせません。
ビジネスを成功させるために信頼は、もっとも大切な要素になると言っても過言ではないでしょう。
その信頼を強化してくれるのが、本の出版です。特定の分野で出版をすれば、その分野で「プロフェッショナル」として認知されます。
WEB集客の仕事をしている人が、「WEBマーケティング」の分野で出版すれば、「プロのマーケッター」になりますし、マッサージの仕事をしている人なら、「マッサージのプロフェッショナル」になれます。
このブランディング、信頼感、プロフェッショナルこそが、出版する起業家にとっては大きなメリットになります。
強力な実績を作れる
出版の2つ目のメリットは、目に見える強力な実績を作り出せることです。本の出版は、分かりやすい実績になります。本屋に並んだり、Amazonで販売されたり、誰が見ても形として分かるというのが強みです。また、本を1冊でも特定の分野で出版しただけで、大きな実績になります。
さらに、「本屋の週刊ランキングでトップ10入りした」「Amazonランキング1位になった」という、分かりやすい成果が出せれば、さらに強力な実績となるでしょう。
自動でビジネスの売上が上がる
これら2つのメリットを踏まえると、ビジネスの売上は必然的に上がっていきます。信頼感を与え、強力な実績が作り出せれば、何もしなくても集客につながり、売上は拡大していくでしょう。
さらにもう1つ大きなメリットは、そのシステムが自動売上アップツールになることです。
少し踏み込んで考えてみてください。
以上のブランディングをして、実績を作る流れ。この2つは、すべて自動で成果が出せる仕組みになっています。本さえ出版すれば、あとは著者に代わって、本が自動でブランディングしてくれますし、売れれば実績作りをしてくれます。つまり、あなたは何もしなくても、自動で売上が上がっていくのです。
こんな素晴らしいツールがあるでしょうか?このメリットこそ、起業家が本を出版するべき大きな理由です。
起業家が出版する前にすべき2つの注意点
ここまで読んでいただいた起業家の人は、メリットを感じていただけたと思います。しかし、このメリットだけで出版するのは不安ですよね。ここからは、起業家が出版する前に知っておくべき注意点を2つご紹介します。
本だけで儲けようと考えてはいけない
まず避けるべきは、本だけで儲けようと考えることです。出版について詳しく知らない方は、本の印税だけで利益が上がると思っています。しかし、それは大きな間違いです。社会的に大きな影響力を持っている人なら、印税で大儲けすること可能でしょう。たとえば、ホリエモンやメンタリストDaiGo、キングコング西野など、ごく一部に人たちだけが、本だけで儲けることができます。
一般的な商業出版の印税は、5〜10%ほどと言われています。つまり、1,500円の本を1万部売っても、著者の手元には150万円しか残りません。さらに言えば、今の時代、1万部の本が売れる割合は、全体の1%程度と言われています。本を出版するだけで、150万円の利益を上げる確率はおよそ1%です。ビジネスをされている人ならわかると思いますが、とても割りに合いません。
つまり、本だけで大きく儲けることは難しいということです。
出版の目的を「本の出版」にすること
出版前に気をつけることは、出版の目的を「本の出版」にしてしまうことです。なぜなら、「本の出版」を目的にしてしまえば、出版できた時点で満足してしまい、本を売る努力をしなかったり、本をビジネスに活用しなかったりしてしまうからです。
特に起業家にとって、本の出版はビジネスにつなげるという効果を狙うことがほとんどではないでしょうか。「自分の生きた証として本を出版したい」という人以外は、本をどう活用すべきか考えましょう。
「私が出版していいのか?」と疑心暗鬼になる
「いざ出版しよう!」と決意した人が「私に本を出版する価値があるのか?」と不安になることがあります。特に自分に自信が無い人が陥りやすく、「ホントに出版していいのか?」と疑心暗鬼になります。そのような不安を抱えながら、本を出版しても、良い本ができることはありません。
読者に価値を届け、自分のビジネスにつなげるには、自信を持って情報発信をする必要があります。弱気な人のどっちつかずの立場で書いた本を誰が読みたいと思うでしょうか。
起業家が出版するには何をすればいい?
ここからは、実際に出版して、ビジネスを加速させたい起業家が考えるべきことを解説します。具体的な出版方法については、別記事を参考にしてください。
本を集客ツールとして考える
先ほど説明した通り、本だけで儲けることは簡単ではありません。そこで考えるべきことは、本を出版する目的を「本で儲ける」のではなく、「本を活用して儲ける」にすることです。本を集客ツールとして考え、活用すれば、あなたのビジネスは拡大していくでしょう。たとえば、本をリスト取りとして使う方法です。メルマガ登録の特典として、本を無料プレゼントしたり、LINE公式アカウントの登録特典で、本の一部を無料公開したりすることです。
本を出版したことでブランディングができていることに加え、顧客リストを獲得できれば、ビジネス拡大の第一歩を踏み出したようなもの。つまり、本に利益を求めず、集客ができればいいと考えることです。そうすれば、本で儲けるより、確率が高くなります。
あなたの体験にこそ価値がある
世の中の本の内容は、様々です。具体的なノウハウを本にする人もいれば、抽象的な考え方を本にする人もいます。心理カウンセラーの人が本を書く場合、具体的な「人間関係を良好にする方法」を本にしてもいいでしょう。ここで大切なのは、「あなたの体験の全てに価値がある」ということです。
先ほど説明した通り、自分に自信のない人ほど、「こんな私が出版していいのかな?」と不安になります。しかし、そんな心配は不要です。
なぜなら、あなたの体験は、あなたにしか気づかない独自の価値を持った体験であり、それを表現することも貴重な価値になるから。つまり、世の中に自分をさらけ出す勇気が必要なのです。
まとめ:起業家が本を出版すべき理由
長くなったので、最後にまとめておきます。起業家で、本を出版したいと思っている人は、少し踏み込んで出版について考えてみてください。
・ブランディングできる
・強力な実績を作れる
・ビジネスの売上が上がる
・本だけで儲けようと考えてはいけない
・出版の目的を「本の出版」にすること
・本を集客ツールとして考える
・あなたの体験にこそ価値がある