「出版はオワコンなのか!?」
「本を出版しても、意味ないんじゃないか…」

と思っている方も多いのではありませんか?

出版社の業績は悪化し、本を読む人が少なくなってきています。皆さんの想像とおり、今までの出版社・出版の形では、限界が見えています。それはデータでも証明されていて、出版市場は減収傾向にあります。

しかし、それだけで「出版することはオワコン」とは断言できません。

実は、出版業界にも新しい変革が起こっています。だからこそ、「伸びる分野もある」と言えるでしょう。出版することでしか得られないメリットもあります。

この記事では、「出版はオワコンなのか!?」をテーマに解説します。

出版したい!と思っている人は、参考になるかもしれません。

出版はオワコン!?現状を解析

「今時、出版なんて…」なんて思っている人も多いでしょう。ネット上では、「出版社はオワコン」なんて議論もあり、出版したい人にとっては、信用できる情報が少ないのです。しかし、出版を機に成功した人や、夢だった出版を成し遂げて人生が変わった人もいます。

出版で成功する人と失敗する人

出版後にチャンスを掴み、成功する人と失敗する人では、何が違うのでしょうか。それは、「出版後の未来に何を望むのか」で変わります。出版をビジネス成功の「手段」の1つとして捉えるのか、「目的」として捉えるのかです。

出版で成功する人

出版=手段

出版で失敗する人

出版=目的

「出版するのが夢だった」という人以外は、「出版=目的」として考えると、失敗するのです。出版が目的の人は、出版後の未来を考えません。本来であれば、出版した本や実績をどう使って、ビジネスを大きくしていくかを考える必要がありますよね。しかし、出版が目的の人は、出版できたら満足してしまい、その後の活用を怠る傾向があります。

つまり、「出版=手段」の人が出版で失敗する傾向にあり、出版後の未来を考えない人なのです。

出版方法の選択肢は広がっている

さらに言えば、出版の選択肢が広がっていることに気づかないことで、失敗する人も多いです。現在の出版の選択肢は、「商業出版」や「自費出版」だけではなく、「電子書籍出版」です。失敗する人はこの選択肢を見落としがちです。

商業出版のリスク

有名人しか出版できないし、お金もかかりそう

自費出版のリスク

お金がかかるし、売れないときのリスクが高い

「商業出版」だと有名人しか出版できないし、お金もかかりそうと思うでしょう。
「自費出版」だとお金がかかるし、売れないときのリスクが高いと不安になるでしょう。
しかし、出版の選択肢は広がっていて、新しい出版の方法「電子書籍出版」の視点が抜け落ちています。

「電子書籍出版」だと、有名人じゃなくても出版できるし、大金を用意する必要もないし、在庫が売れ残るリスクもありません。さらに、うまく出版の事実を活用すれば、「商業出版」や「自費出版」ほどの影響力を得られるのです。電子書籍の今後については、こちらを参考にしてみてください。

以上をまとめると、一概に「出版がオワコン」と言えるわけではないですよね。一部分を切り取って見れば、確かにオワコンの側面も見えてきます。しかし、適切なアプローチから出版をすれば、出版の利益を最大限得られます。
何事もそうですが、広い視点から見ることが必要になります。

出版することのメリット

先ほどのように、「出版=手段」として考えれば、出版することはメリットしかありません。実際の出版のメリットをお伝えします。

出版は実績になる

少し考えてみてください。あなたの友達から「本を出版しました!よかったら、買ってみて!」と連絡があったとしたら、「すごい!」と友達を尊敬しませんか?それと同じで、出版=すごい!というのは、今でも強いインパクトを与えますよね。自分の本が世の中で売られているというのは、すごい実績になります。「テレビで取り上げられた」というのと同じような感覚でしょう。

つまり、出版はまだまだ実績作りの手段として優秀なツールの1つなのです。それは、出版したから得られるメリットでもあります。

出版でブランディングになる

もう1つのメリットは、「本の出版を活用してブランディングができる」ことです。本のタイトルや中身、デザインを工夫することで、「形として世の中に出るブランディングツール」として成り立つのです。

たとえば、カウンセラーの方がブランディングをしたいなら、「心理学の本」として出版し、「心が軽くなる方法」のようなカウンセリングの仕事に繋がるようなタイトルを付ければ、あなた=心理学の専門家としてブランディングが可能でしょう。

これは、SNSやブログでただ情報発信しているよりも強いブランディングになると思いませんか?これは、出版しているからこそできることなのです。

>>出版のブランディングについて詳しく知りたい方は、コチラの記事を参考にしてください。
タイトル「起業家ご用達!本の出版でビジネスを大きくする3つの方法

まとめ

「出版はオワコン」なんて話題が出る機会は少なくありません。そんな中、出版を活かして成功する人も多くいます。ブランディングの助けになり、ビジネスの実績の1つとして優秀なツールであるのは、昔も今も変わりません。そんな出版の形は、今後電子書籍にシフトしていくでしょう。時代が進むにつれて、出版の仕方は変わり、誰でも出版できる時代になっていきます。その視点を見ずに、ただ「出版はオワコン」と判断するのは速いのではないでしょうか。