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出版と聞くと、出版費用が高い印象があるけど、実際どうなんですか?
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通常の出版では、高額な費用がかかりますね
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本の出版が夢なんですが、お金のことを考えると出版できないんですよね…
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大丈夫、安心してください!今では、出版も安くできる時代になっているんです!
お金をかけたくない起業家でもできる、安く出版する方法をお伝えしますね

この記事では、高額な出版費用のせいで本の出版ができない人のために、少しでも安く出版する方法をわかりやすく解説します。

このような人にオススメ

・出版を夢見ている人
・出版したいけど高額な費用が出せない人
・出版して自分のビジネスに活用したい人

本の出版を安くする方法

「本を出版したい個人事業主・フリーランス」の方は、多いのではないでしょうか。しかし、あまりお金をかけたくないですし、商業出版できるほど影響力をつけるのは簡単ではないですよね。まずは、安く出版する手段を紹介します。

電子書籍出版がもっとも安く出版する手段

電子書籍出版とは、Kindleなどを使った出版方法の1つ。その名のとおり、電子書籍で出版します。今までの出版とは違い、出版社を通さずに出版できるため、誰でも安く出版ができます
さらに、在庫のリスクがないため、本が売れ残ることもありません。つまり、あらゆるコストを省き、もっとも安く出版できる方法が、電子書籍出版です。

電子書籍出版で安く出版するには?

では、実際にどうやって電子書籍出版をするのか、簡単に説明していきます。電子書籍は、著者自身が必要なモノを用意し、入稿などの手続きをすれば、0円で出版できます。安く出版するには、すべて自前で用意しましょう。電子書籍出版に必要なモノは、以下の4つです。

電子書籍出版で必要なモノ

・原稿
・表紙
・KDP(Kindle Direct Publishing)のアカウント
・印税の振込先の銀行

この4つを用意し、自ら入稿手続きを行えば、安く出版ができます。入稿手続きに費用が発生することも、販売する時の初期費用等もかかりません。もちろん、印税の30%は手数料として取られますが、基本的には他の費用はかかりません。

とはいえ、電子書籍出版に必要なモノは分かりますが、実際に自ら用意するのは、大変ですよね。ここからは、具体的にどうやって用意すればいいのか、簡単に解説していきます。

原稿の内容はあなたの自由に作れる

電子書籍の原稿の内容は、あなたの自由に作ることができます。Amazonの規約で書いてはいけない内容(違法コンテンツの禁止など)はありますが、規約さえ破らなければ、どんな内容を書いても問題ありません。

また、原稿の文字数も自由です。決められた文字数がないため、1万文字でも10万文字でも出版できます。しかし、何の目安もなく原稿を作るのは不安でしょう。
あくまで目安ですが、電子書籍は文字数が少なく、サクッと読める本が好まれます。およそ、2万文字を目安に原稿を作ってください

自由に原稿を作れる利点

・文字数が少なくても出版可能で、自ら用意するハードルは低い
・「伝えたい想い」「買って欲しい商品の宣伝」などが書ける

原稿は「Wordで作成し、EPUBファイルに変換」がオススメ

完成形の本が綺麗で、スムーズに原稿を作成するには「Wordで原稿を作成し、EPUBファイルに変換」するがオススメです。
EPUBファイルとは、電子書籍ファイルのフォーマット規格。詳しく知る必要がないため、「Wordで原稿が完成したら、EPUBファイルに変換するんだなぁ」という程度に覚えてもらえれば、大丈夫です。

なぜ、わざわざEPUBファイルに変換するかというと、「見た目」「操作性」を高め、読者が快適に本を読めるようにするためです。

WordファイルをEPUBファイルに変換するには、「LeME」というソフトをダウンロードして、変換してください。サイトは、コチラから。

サイト内にガイドがありますので、そちらを参考に変換しましょう。

1
Wordで原稿作成

最初は、Wordファイルで原稿を作成する

2
EPUBファイルに変換する

LeMEを使って、EPUBファイルに変換する

表紙は「サイズ:高さ2560×幅1600(ピクセル)」「ファイル形式:JPEG or TIFF」

「表紙なんて、自分で作れないよ…」と不安になった人もいると思いますが、無料のソフトを使えば、誰でも作ることができます。

まずは、表紙の作成基準は、「サイズ:高さ2560×幅1600(ピクセル)」「ファイル形式:JPEG or TIFF」です。ファイル形式については、JPEGファイルで問題ありません。

表紙の作るソフトですが、無料でデザインができる「Canva」 を利用してください。Canvaにアクセスする!

具体的に使い方は、以下のコチラを参考にしてください。

とはいえ、「表紙のデザインをやったことがないし、ダサくなってしまう…」と不安の人は、以下のステップで表紙を作ってください。

表紙作りのステップ

①本の表紙をAmazonで検索し、お気に入りの表紙を3つほど見つける
②「色」の使い方、「文字」の配置、「装飾」の使い方などを参考にする
③お気に入りの表紙3つをミックスさせて、作る

デザインの経験が無い人にとって、ゼロから表紙を作るのは大変です。他の表紙を参考にしつつ、自分のオリジナルの表紙を作ってくださいね。

KDPに登録前に振込先の銀行に注意

電子書籍を出版するためには、KDP(Kindle Direct Publishing)でアカウント登録をしなければいけません。その時に必要なのは、印税の振込先の銀行です。銀行口座を登録する時に気をつけなければいけないのは、すべての銀行が登録できるわけではないこと。地方銀行をメインに使っている人は、登録できない可能性が高いです。

登録できることが確認できる銀行は、「楽天銀行」「住信SBI銀行」「新生銀行」などのです。もしこれらの口座を持っていない場合、事前に作っていた方が電子書籍出版がスムーズに進むでしょう。

KDP(Kindle Direct Publishing)のアカウント登録は、以下のコチラからできます。

まとめ:本を安く出版する方法

出版のハードルが高かった時代は終わりました。誰でも著者になることができ、安く出版ができるようになりました。特に起業家は、ブランディングを継続的に行い、集客を促す必要があります。その手段の1つとして優秀なのが、本の出版です。

この記事を参考に、安く本を出版してみませんか?