「電子書籍を作ろうと思ったけど、編集作業で手間取ってる…」

そんなお悩みの方も多いでしょう。

編集の仕事って何をすればいいかイメージがつかないし、やり方も分からないですよね。

この記事では、「売れる電子書籍を作るための編集方法」をお伝えします。

サクッと読める内容になっていますので、ぜひ参考にして電子書籍を出版しましょう。

電子書籍の編集は売るための必須条件

何の編集もなしに電子書籍を書いて出版しても、売れるわけではありません。電子書籍を売るためには、「電子書籍の編集作業」は必須条件です。一般人にとって、本の編集者の仕事は目に見えず、イメージがつかない作業の1つです。しかし、原稿を書くよりも重要と言っても過言ではありません。編集者の人によって、本が爆発的に売れること、ベストセラーになることもあります。

今では、有名な本の編集者も世に出てきています。その1人が、大手の出版社である幻冬舎の編集者、箕輪厚介さん。彼は、ホリエモンこと堀江貴文さんや見城徹さんの本の編集者として名を挙げ、プロデュースした本はどれもベストセラーになっています。

本・電子書籍の編集の仕事

本の編集の仕事は、いくつもあります。この記事では、一般的な出版社の編集ではなく、個人が電子書籍を出版するという面で解説しますね。
大切な編集の仕事は、大きく分けて4つのステップです。

電子書籍を出版するための編集の仕事

・企画を立てる
・原稿を書く原稿を推敲する
・表紙を作る

企画を立てる

ゼロから本・電子書籍を出版するには、企画が必要です。電子書籍の企画の仕事とは、本の読者の設定や出版後にどうなりたいか決めること、電子書籍の構成を作成することです。本の出版には、どれも大切な仕事です。ただ思いつきで作り始めても、売れる電子書籍にはなりません。もし企画を立てずに作ると、ただの自己満足の電子書籍になってしまったり、目的からずれた電子書籍になってしまったりする可能性があります。

原稿を書く

企画を立て、構成が仕上がったら、原稿を書いていきます。もしあなたが自ら電子書籍を出版したい場合、数万文字の文章を書かなくてはいけません。素人には大変な作業ですが、楽しい仕事でもあります。

原稿を推敲する

あまり馴染みがない言葉が「推敲」だと思います。言い換えれば、「原稿を見直す作業」と言えるでしょう。いくらプロの作家さんであっても、原稿の誤字脱字や支離滅裂な表現はあります。それを正しくする作業が推敲です。

表紙を作る

読者にとって電子書籍と接点を持つのが表紙。良い原稿を書くのは、大切です。しかし、どれだけで中身が良くても文章を読まれなければ意味がありません。よく見た目だけで買うことを「ジャケ買い」と言われますが、そのためにはダサい表紙ではいけません。人の目を惹きつける表紙は、本を売るための決め手の1つです。

もし「電子書籍を副業として始めたい!」という方は、コチラの記事を参考にしてみてください!

売れる電子書籍を作る編集方法

ここからは売れる電子書籍のための編集方法を、具体的に解説していきましょう。

「企画・構成」で読者を引き込む

売れる電子書籍を作るには、前段階の企画・構成が大切です。いわば、本の土台となるのが企画・構成です。良い企画を作るには、以下を意識してください。

良い企画の3ステップ

①電子書籍出版の目的の明確化
②読者の設定
③本の構成

電子書籍出版の目的の明確化

出版後の本の役割を決めましょう。イメージがつかない人は、以下の質問を答えてください。

電子書籍の目的を明確にする3つの質問

「本出版後、その本を何に使いますか?」
「本を使って、何を成し遂げたいですか?」
「なぜ、本を出版したいと思いましたか?」

もし本をブランディングのツールの1つと考えるのであれば、自分がなりたいイメージを具現化したモノが本です。たとえば、心理カウンセラーとしてブランディングしたいと思い、電子書籍を出版するなら、目的は「信頼されるカウンセラーのイメージを与える」ことでしょう。

読者の設定

出版の目的が明確になったら、読者を設定しましょう。どのような人にどのようなイメージを与え、どうなりたいか、考えてください。考える基準としては、以下を参考にしてください。

読者の設定

・性別
・年齢
・職業
・悩んでいること
・叶えたい夢

最低でも上記の5つは決めてください。決めることで、より売れるための本が作れます。

本の構成

原稿を書く前に、本の構成を作りましょう。構成とは、本の「はじめに」から始まり、「第1章〜第◯章」「あとがき」「著者プロフィール」までの流れのことです。「はじめに」では、本の作成をはじめたキッカケなどを書きます。「あとがき」では、本を書き始めて変わったことなどを書いてもいいでしょう。
本の構成で悩んでいる人は、以下を参考に書いてみてください。ノウハウ本以外では使える、本の構成の1つです。

売れる本の構成

第1章 自分の理想のライフスタイル
第2章 問題提起
第3章 常識の否定
第4章 メインメッセージ
第5章 将来の夢

読みやすくする「文章の編集・推敲方法」

原稿が仕上がったら、本の推敲をしましょう。誤字脱字や支離滅裂な表現は、可能な限りゼロにする必要があります。推敲で意識すべき点は、シンプルです。それは、「ひたすら見直す」だけ。数十回原稿を見直すことが必要なのです。残酷ですが、解決策はそれだけです。ただし、推敲をスムーズにする方法はあります。それは第3者に原稿を読んでもらうこと。客観的な視点から推敲してもらうことで、自分では気づかないミスに気づいてくれます。

また、推敲をするには、多少なりとも文章力が必要です。読みやすくするのも編集の仕事の1つです。読みやすくするには、以下の点を意識してください。

読みやすくする文章の条件

・1文は短く
・同じ語尾を続けない
・難しい表現は避ける
・「漢字」と「ひらがな」のバランスを取る
・余計な表現を削る

売れる電子書籍は「表紙」で決まる

売れる本のためには、洗練された表紙を作りましょう。もしデザインが得意であれば、他の本や広告などを参考に時間をかけてしっかり表紙を作ってください。デザイン経験がなければ、他の人に依頼することをオススメします。自分のSNSでデザインを頼む投稿をしたり、ココナラなどのサービスを使ったり、プロに任せましょう。表紙は時間とお金をケチらず、投資すべきです。
売れるための表紙で大切なのは、流行りに乗っかること。売れている本やデザインを参考にして表紙を作りましょう。最後に、目を引く表紙の条件をお伝えします。

人の目を惹きつける表紙の条件

・良い表紙の条件
・タイトルが目立つこと
・本の内容がシンプルに伝わること
・色に統一感があること

まとめ:電子書籍の編集方法

電子書籍を出版するには、編集作業が必須です。多くの人が、ただなんとなくで出版しているのが現状です。売れる電子書籍を作るには、正しい手順で本を作成しましょう。

正しい編集方法

①企画を立てる
②原稿を推敲する
③表紙を作る